墓石基礎知識
値段

お墓の値段について

お墓のどこにお金がかかるのか値段のキホン
 

墓石の値段は、墓地の面積や石の大きさ、字彫り・彫刻などの加工方法などにより、大きく変動します。
また、施工がしやすい整備された墓地(霊園等)と整備されていない墓地(寺院、山にある墓地)でも値段が変わります。
値段が変動する条件として、墓石を運搬する距離(トラックなどから墓石を建てる墓地までの距離)、墓地までの道の幅(石材運搬車が通れるか)、墓石を建てる区画の周辺の状況(クレーンが使用できるか)などの作業のしやすさも関係します。

◆お墓の価格計算式
意匠設計費】+【墓石の使用量】+【墓石の加工賃】+【墓石の施工費

意匠設計費

 墓所デザインの設計には強度計算、地盤調査、意匠図面の書き換え、検証等が必要ですので費用が発生します。

墓石の使用量

 墓石の種類、墓石の使用量によって変化する値段

  • 墓地の広さ(幅×奥行×高さ)
  • 墓石の大きさや使用量

墓石の加工賃

 墓石の加工方法による加工代や施工代

  • 加工の難易度や加工作業時間
  • デザインの程度により運搬費・施工費が割り増しになる

墓石の施工費

 施工場所によって変化する値段

  • 墓地の整備状況(霊園、寺墓地、山、荒地など)
  • 墓石の運搬距離(トラックから墓石を建てる墓地までの距離)
  • 墓地までの道幅(石材運搬車がスムーズに通れるか)
  • 墓石を建てる区画の周辺状況(クレーンが使用できるか)

修理の値段について

お墓の修理の値段、大きな要素は次の3つです。

要素材料費

香炉や塔婆立、花立などの小物や部材、石塔や外柵に使用する石材の費用です。
小物や部材の場合、生産地や加工品質、細工などの高度さに応じて費用が上下します。
石材の場合は、産出地によって費用が大きく変わります。墓石に使われる石材は、天然無垢の石材ですから、産出地によって品質が大きく変わり、費用も連動して上下します。
産出地によって、同じ石種でも特徴が変わるのが、石材の味わい深い所です。
費用と、石材の特徴が気に入ることは別の問題です。費用が多いほど良い石とも言い切れません。じっくり選び、ご自身が最も気に入る石材をお選び下さい。
最近は海外産の石材も多く利用されていますので、為替レートの変動が、材料費に影響を与えるケースも増えてきました。

要素施工費

実際に現場で行われる施工作業にかかる費用です。機材費や人件費が主なものになります。
備品の取り替え程度ならばあまり必要ありませんが、解体や異動を伴う大きな工事になると、比率が大きくなります。
また、施工費に大きな影響を与えるのが、墓地の立地です。大型車両を横付けできるような場所の場合と、山道を人力で登っていかなければならない場所の場合では、人件費に大きな違いが出ます。
地盤がしっかりしている場所と、軟弱地盤でも違いますし、崖地などの危険な場所では施工費は上昇します。
墓地が、他家の墓地と入り組んでいるような立地では、施工も難しく、費用も大きくなる傾向にあります。
施工費は、工事開始後に新たな状況が判明した場合など、当初の計画との変更が発生する場合があります。状況の説明を良く聞いて、納得の上、作業を進めさせると良いでしょう。

要素保管料

従来の石材や部材を再利用する場合に、一時保管する時に必要な費用です。
香炉などの小さなものの場合は必要ないケースもありますが、石塔や外柵部分を保管する場合、それなりのスペースが必要になってくるため、費用も大きくなる傾向があります。自社で作業場を持っている石材店のほうが、臨機応変に対処できるでしょう。
石塔の場合、保管中に磨き直しや苔落としの作業をして、ピカピカの状態で再利用するケースと、以前からの風合いを残す為に、出来るだけ状態を保存するケースに分かれます。
磨き直しや苔落としですが、古い墓石の場合、それをすると墓石を痛めてしまう場合があり、全ての墓石で利用できない可能性があります。事前にお打ち合わせ下さい。

 お墓の改修は、新規建墓に比べて必ずしも費用が低くなるとは限りません。

の材料費は少なくすむことが多いですが、の保管料が掛かりますし、の施工費は、新規の墓地よりも大きくなる可能性もあります。施工費の中でも触れていますが、地盤の状態や、墓地の位置によっては、改修よりも新規建墓のほうが費用を抑えることが出来る場合もあります。
お墓に対する思いや、お参りのしやすさまでトータルに考え、どのような改修をすることがベストなのか、判断されると良いと思います。

 
PAGETOPPAGETOP